モイストバームの特徴

皮膚をしっかり保護します
モイストバームに含まれる蜜蝋の粒子がしっかりバリアーをつくります。実際に塗ってみると、通常のクリームに比べてお肌に残る感じがあると思います。比較的長時間、刺激物が入りづらくなり、水分が蒸発しづらくなるテクスチャにしています。 保護する仕組みは原始的ですが、敏感肌にはやさしいです。
【成分のポイント】
ミツロウは、みつばちの巣に含まれる蝋(ロウ)を精製した天然成分です。 ここから更に不純物を取り除いたサラシミツロウは医薬品にも使われています。 当商品でもサラシミツロウを使用しています。
敏感な部位にもお使いください
肘の裏、膝の裏、手首、首回り、額など、刺激に対して敏感になりやすい部位にも使いやすいよう開発しました。乳幼児にもお使いいただけます。(※ 最初にパッチテストをしてください)
馬油の良さを引き出しました
乾燥肌に油分を補い、お肌に滑らかにします。エモリエント成分(お肌を柔軟にする成分)として配合されているのは馬油です。馬油100%を直接塗布するのは乾燥肌にはヘヴィーなことがありますが、当商品では油分と水分を同時に補うことができます。甘草由来のグリチルリチン酸ジカリウムもキメを整えます。敏感肌に使うことを考慮して配合割合を試行錯誤しました。
【成分のポイント】
馬の皮下脂肪からとったもので、飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸の構成など、人間の皮脂に近いといわれています。このため、人の皮膚に浸透しやすく、乾燥肌に油分を補います。昔から馬油は火傷、肌荒れ、ひび割れ、切り傷などにも使われてきました。
うるおい成分「シソエキス」配合
「シソエキス」がお肌にうるおいを与え、モイストバームのテクスチャによりお肌をしっとりさせます。シソエキスは分離しやすい成分のため、大手メーカーでも1%以上配合するとクリームが不安定になるようです。当商品では入手できた様々な研究成果において「必要十分」とされる配合量を入れることを優先しました。
【成分のポイント】
シソエキスについては様々な研究成果があります。当商品では、農薬が刺激になりづらいよう減農薬・有機栽培のシソを使用するほか、ペリルアルデヒドを除去しています。
敏感肌にやさしい配合
成分数を14種類に絞ったことも配合のポイントです。合成成分に限らず、天然成分であっても、多くの成分を入れれば入れるほど何かが刺激になる可能性が高まります。「あれもこれも入れたくなる」のが開発者の心情ですが、敏感肌に使いやすくするために、使用する成分数を厳選しました。薬局薬店でみていただくと、敏感肌用のクリームは使用している成分数が少ない傾向にあるのがご理解いただけるかと思います。そのなかでも14種類にまで絞ったクリームは数少ないと思います。
お肌本来のターンオーバーを見守ります
乾燥肌・敏感肌は、掻き壊してしまうと荒れてかゆくなる、という悪循環になりがちです。月島モイストバームは保湿面からお肌本来のターンオーバーを見守り、お肌を整えていきます。

お願い事項

必ずパッチテストをしてからご使用ください。お肌に合わない場合には、直ちに使用をやめ、皮膚科医にご相談ください。

我が家で使用している洗剤

洗剤の合う合わないには、本当に苦心しました。すすぎを何回やっても残留洗剤が刺激になるようで、いろいろな商品を試しました。最終的には、ナチュラルせんたく洗剤 に落ち着きました。粉タイプもありますが、ジェルタイプが調子良いです。

我が家の汗疹(あせも)対策

汗疹ができる季節は、我が家ではシャワーの後、水分を拭き取ってから、濃い緑茶を含ませたガーゼをぺたぺたと、汗疹ができやすいところに塗って自然乾燥させています。ちなみに我が家では長男には効果があり、長女には効果が少ないです。

緑茶には収斂効果があるそうです。粉末の緑茶が使いやすいです。軟膏や保湿クリームは、その後でうすーく塗ります。

夏はこまめにシャワーを

敏感肌には汗が刺激になるようです。汗がついていると、何を塗っても痒みは落ち着きません。

我が家では、シャワーをこまめにやり(石鹸を使うのは1日1回まで)、シャワーしづらいときには濡らしたガーゼで拭き取りました。朝の寝汗も拭き取ります。そのあとで保湿しています。

冬はとにかく乾燥対策

敏感肌は乾燥によりアレルゲンにさらされやすくなります。

我が家では、加湿器が欠かせません。寝室にも導入すると翌朝調子良いです。寝室にカビが生えないよう、起きたら部屋用除湿機をタイマーセットしています。

夏場のご使用方法

気温の高い時期は、クリームの固さ維持のため、冷蔵庫に入れてご使用ください
クリームが柔らかくなった場合でも冷蔵庫に入れれば戻ります。

月島モイストバームの特徴

-自分自身と家族が本当に使いたい原材料でつくりました。アトピー体質による乾燥肌・敏感肌を保湿することの可否、あるいはお肌に合わない場合には、医師または薬剤師にご相談ください。

-エモリエント成分として配合した馬油は皮脂に近いといわれ、古くから使われています。

-しその葉エキスを配合しました。配合方法についても数々の工夫があります。お肌にうるおいを与え、なめらかにします。

-グリチルリチン酸ジカリウムは甘草由来の成分であり、お肌を整えるために配合しました。

-原材料数は全部で14種類。敏感肌に使用するために可能な限り原材料の数を減らそうと、「引き算の発想」でぎりぎりまで削りました。たとえば見た目を良くするためのシリコン系素材は広く普及していますが、当商品では敢えて入れていません。保湿クリームでこの原材料数に抑えたものは少ないと考えています。

生まれた経緯

乾燥肌に伴うアレルゲンとの接触に悩む家族のために、自宅(月島)で試行錯誤を繰り返して完成した保湿保護用バームです。今も我が家で使い続けています。

とても気に入っているので市販しました。

製造は、清潔で充実した設備・検査体制をもつ会社に依頼しています。

※ アトプロテクトは登録商標です。

あくまでも日常ケア用品です

医薬品の代わりになるものではありません。ステロイドの使用をいきなりやめるようなことはせず医師等の指示に従ってください。
月島モイストバームでしっかりお肌が保護されて、お肌のターンオーバーを緩やかに保護(プロテクト)できれば成功と考えています。